夏のジオラマを制作するときに知っておきたいポイント
鉄道模型のジオラマを制作する場合には、季節を定めておくと景色に統一感が出てきます。もし夏を選択する場合には、景色も夏に合わせる必要があります。まず都会の景色の場合には、あまり夏を感じさせるものはありませんが、公園の緑などは深緑を使うとよいでしょう。シーナリーを作る時の製品として、スポンジが販売されています。そのスポンジにもいろいろな色がありますが、深緑を利用して樹木を作ってみましょう。
田舎の風景には緑や川などの自然が多いため、より夏らしさを出すのに都合がよいです。例えば、田舎の景色の中に川があれば、川の中で子供が遊んでいる景色を再現するだけで、一瞬にして夏を感じさせることが可能になるでしょう。
鉄道模型メーカーから、川遊びをしている人形などが販売されていますので、それを川のところに配置すれば季節感が出やすくなります。
ジオラマをより一層リアルに引き立てるツールの一つとしては、背景があります。背景は、横幅が3mぐらいあるものを利用すると臨場感が高まります。それを利用することで、夏の景色を作り出すことが可能です。夏の場合は、雲のかたちに特徴があります。そこで、夏の雲をイメージした背景を利用するのも一つの方法です。
都会の光景でも田舎の光景でも、夏祭りの表現をするだけで、7月の終りから8月のお盆ぐらいにかけての景色を再現することができます。屋台のセットも販売されていますので一式購入してみましょう。夏祭りといえば、夜の風景が魅力的です。そこで、LEDをいくつも利用して屋台の光などを再現する方法もあります。
また、「ゆらぎ」を表現することができるLEDを利用すれば、公園で花火をしている姿も表現が可能です。