山陽3000系などでオリジナル車両がつくれる鉄道模型

 

オリジナルの車両を作る

Nゲージの鉄道模型でオリジナルの車両を作るのには、グリーンマックスの組み立てキットがオススメです。

阪神電車のエコノミーキットの無塗装の山陽3000系の前面と阪神の妻板と床板、そして京成電鉄3500形のエコノミーキットの無塗装の側板と屋根板を使って山陽3000系の構体部分をつくることができます。
また、京王5000系などに付属しているクーラーと京急THタイプの台車とPT48の交差式パンタグラフを使えば山陽3000系を走らせることが可能です。

まず、京成3500形の無塗装の側板のビードを紙やすりで根気よく削っていきます。なるべく凸凹にならないように平らに削っていくのがポイントです。
次に、鉄道カラースプレー28番のアイボリーホワイトで車体全体に吹き付けて塗っていきます。乾いたら、鉄道カラースプレー27番の西武レッドと10番の黒で塗る帯の部分以外をマスキングテープでしっかり貼り付けましょう。
なぜなら、少しでも隙間があればカラースプレーの色がはみ出してしまうからです。

赤と黒の帯の部分が乾いたら、ゆっくりとマスキングテープを剥がしていきます。上手く塗りわけができたら感動することができるでしょう。仕上げは、はみ出しても修正がきく田宮カラーのクロムシルバーとブラックで窓枠や細部を面相筆で塗っていきます。すると、本物の車両みたいにリアルに仕上がっていく様子がわかるはずです。

塗装がしっかり乾いたら、プラスチック用の接着剤で組み立てていきます。この時、構体部分が歪まない様にして接着していくことがポイントです。順序としては、左右側板と前面をまず接着して組み立てていけばよいでしょう。構体部分が接着できて乾いたら床板を接着していきます。

最後は屋根にクーラーやパンタグラフを取り付けて、床板の穴に台車を取り付ければ車両の完成です。